いたずらの語源って?悪戯と書いてなぜいたずらと読む?

真面目に何かしている人を見ると、ついついちょっかいを出してしまう。
場を盛り上げようと、ついついふざけてしまう。
世の中、いたずら好きという人がいますね。

子供の頃、学校の教室の扉で黒板消しを挟んでみたり…
というのは昔の定番のいたずらですが、
時代や環境は変わっても、いつの時代もいたずらはあり、
クラスには1人2人はやんちゃな人がいるものです。

ところで、いたずらを漢字で書くと「悪戯」となりますが、
この語源をご存知ですか?
なかなか「いたずら」とは読めない文字ですが、
どういった理由でこんな漢字が使われているのでしょうか?

今回は「悪戯」の語源や意味について、お話しします。

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いたずらは「悪戯」?語源は何?

まず、いたずらの語源から紐解いていきましょう。

いたずらは本来「いたづら」が変化した言葉です。
この「いたづら」を漢字で書くと「徒」となります。

鎌倉時代の随筆家・吉田兼好が記した最も有名な著作「徒然草」
にもこの字が使われていますね。
この題名は「徒然なるままに」、
今でいうところの「特になんの意味もなく」「ボーッとしながら」
というような意味から名付けられたものですが、
「徒」という言葉には
「無駄に」「無益に」というような意味があります。

「『いたずら』に時が過ぎていく」という文章など、
副詞的に使われる時にそれは顕著で、
「ただ無駄に」「なんとなく」という意味で用いられます。

このような「無駄な」「無益な」という意味合いが、
「無駄で無益にふざける」という意味になり、
「いたずら」という単体の言葉となったわけです。

つまり「悪戯」という字は本来の字ではなく、
意味からつけられた「当て字」なのです。

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大昔からやんちゃ者はいた?悪戯にまつわるあれこれ

「やんちゃ」という言葉は、いたずら好きを連想させますね。
どこか憎めないキャラクターは昔から様々な場面で登場し、
人々に愛されてきました。

例えばサーカスや大道芸ピエロは皆さんご存知ですね。
おどけた雰囲気やいたずらっぽい仕草で観客を楽しませる役柄です。
海外では「クラウン」という名称が一般的ですが、
このクラウンは16世紀半ばにイタリアで生まれた
風刺喜劇「コンメディア・デッラルテ」を起源にしています。
様々なキャラクターが登場しますが、
この中でも道化的な役割を担った「アルレッキーノ」や「プルチネッラ」が
クラウンの元になったと言われています。

歴史の中に存在する数々の偉人にもやんちゃないたずら好きが多くいます。
誰しもが知っている偉大なる発明王エジソンは、
好奇心のかたまりのような人間でしたが、大の悪戯好きでもありました。

また、行事にもいたずらが出てくるものがあります。
4月1日エイプリルフールは、ウソやいたずらが許される日ですね。
個人だけではなく、最近は企業等でもジョーク交じりの広告を出したり、
エイプリルフール用に公式サイトを変更したり、
おおらかにいたずらを楽しんでいます。

あるいは、10月31日のハロウィーンでは、
子供たちが仮装をして各家々をまわり、
「お菓子をくれなきゃ『いたずら』しちゃうぞ!」と言いながら
お菓子をもらうのが恒例となっています。

このように、いたずらはどんな時代でも、
私たちの生活の身近なところにいつも存在しているのです。

さいごに

いかがでしたか?
今回はいたずらに関する語源やまつわる話をご紹介しました。
ともあれ、十分気を付けなければいけないのは、
いたずらは「相手が不快に思わない程度」でなければならないということです。
いたずらとして受け入れられないものは、単なる嫌がらせになってしまいます。
仕掛けられたら、ちょっとびっくりして、思わず笑ってしまうような、
そんなユニークさを含んでいることが大切ですよ。

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