ボーイズビーアンビシャスの意味は?実は続きがある?

ボーイズビーアンビシャス(Boys, Be Ambitious)」という言葉を聞いたことがあると思います。

札幌農学校(現在の北海道大学)の初代教頭だったクラーク博士が語ったとされており、「少年よ大志を抱け」という翻訳で一般的には知られていますが、その意味するところは何だったのでしょうか。

北海道の札幌市内にある、いくつかの有名なクラーク博士像にも「ボーイズビーアンビシャス」と刻まれています。

しかし、実はこの言葉には続きがあったのではないかとも言われています。その全文はいったいどのようなものだったのかも気になりますね。

今回は、このクラーク博士の名言について調べたことをまとめてみました。

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「ボーイズビーアンビシャス」はどんな意味?

クラーク博士の「ボーイズビーアンビシャス」という言葉は非常に有名ですが、そもそもどんな場面で、どういう意味を持って発せられた言葉だったのでしょうか。

ウィリアム・スミス・クラーク博士は明治時代の1876年、新たに開校した札幌農学校の初代教頭に就任するため、日本に招かれました。

教頭という名目ではありますが、実質的に校内全体を取り仕切っていたようです。クラーク博士はアメリカ式の教育プログラムを導入し、非常に高水準な教育や規律を実現したと言われています。

札幌で8ヶ月を過ごした彼は、翌1877年に日本を離れることになります。そして、札幌農学校を去るときに学生たちに向けて馬上から語った別れの挨拶が、「ボーイズビーアンビシャス」でした

「少年よ大志を抱け」と翻訳してみると、未来ある若者たちへの大きな期待を持っていたことを感じさせられますが、実際には「まあ、みんな頑張れよ」という程度の軽い言葉だったのではないかという推察もあります。

「ボーイズビーアンビシャス」には続きがあった?その全文は?

ところで、クラーク博士が「ボーイズビーアンビシャス」の後に、さらに続けて語った言葉があるという説があります。

それには複数のパターンがあるのですが、順に見ていきましょう。

①「Boys, be ambitious!
Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.

大変長いですが、意味を簡単にまとめると「お金や欲望、名声などのためではなく、人としてなすべきことのために大志を持ちなさい」といった内容になりますね。

しかし、馬の上から挨拶するのにこれだけの長いセリフを話すものでしょうか。そもそも「ボーイズビーアンビシャス」の部分さえ、はっきり聞き取れた人はほとんどいなかったとも言われています。

これらの状況も考えると、この説はあまり信憑性がないようです。

②「Boys, be ambitious like this old man.

これを訳すと、「みんな、私のように野心的でありなさい」といった意味になります。

こちらは、クラーク博士の教えを直接受けたうちの1人である大島正建という人が、札幌農学校創立15周年記念式典の講演で紹介した言葉となっています。

そしてこの講演内容を記録していた人物は、他の当時の在校生にも確認を取ってからクラーク博士の言葉として同窓会誌に載せたということです。

こうしてみると、「ボーイズビーアンビシャス」の続きにあたる言葉は、この「like this old man」であった可能性が高いと言えるでしょう。

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札幌でクラーク博士像の「ボーイズビーアンビシャス」が見られる場所!

札幌市に行くと、いくつものクラーク博士像に出会うことができ、そこには「ボーイズビーアンビシャス」と刻まれています。

最もメジャーなのは、有名な観光名所にもなっている羊ヶ丘展望台のクラーク博士像です。

実はこの像は比較的新しくできたもので、クラーク博士の来日100周年を記念して札幌市郊外にある羊ヶ丘展望台に建立されました。

緑が一面に広がる丘の上に立つクラーク博士の大きな全身像はエネルギーに満ちあふれ、これを見れば大志を抱くことができそうな気がしてきますね。

また、北海道大学の構内にもいくつかのクラーク博士像が存在しています。こちらは胸像になりますが、JR札幌駅から歩いて向かうことができる場所にあるので、気軽にクラーク博士像と記念撮影をしたい方にはおすすめです。

おわりに

いかがでしたか。

「ボーイズビーアンビシャス」という言葉の本当の意味や、続きの言葉にはいろいろな説があることが分かりました。

しかしこの言葉が100年以上にわたって語り継がれていることを考えると、やはり深みと力強さのある言葉だったのだと感じますね。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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