症状が多様で、診断が非常に難しいとされる自律神経失調症。
具体的に、どういう症状なのかよくわからないという人も多いかと思います。
そこで、自律神経失調症というのはそもそも何科に通えばいいのか、原因はどういったものが挙げられているのか、どういう治し方があるのかといった事に焦点を当ててご紹介させて頂きます。
ちなみに首のストレッチが効果があるって聞いたことありましたか??
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自律神経失調症って何科に診てもらったらいいの?
病気のはずなのに、まず、どの科に受診をしたらいいのかと、もうすでにスタートの時点でつまずいてもおかしくはないのかもしれません。
まずは出ている症状によって適切な科に受診してみるのが一番良いかと思います。
例えば、腹痛があるとか、食欲がない場合は消化器科に診てもらうのがベストです。
血圧が常に高い状態である、動悸があるといったことですと循環器科でしょう。
頭痛や肩こりがひどい場合は整形外科が最も適切ですね。
その他にも、自律神経失調症だと思っていたら、症状がよく似ている更年期障害だったという事もあるそうです。そういった場合は婦人科になります。
ただ、全体的に診てもらうということでしたら、内科になると思います。
でも、受診しても身体に異常がないと診断され、遠回りをしてやっと自律神経失調症だったと判明したケースが多いそうです。
そうなると最終的には心療内科という事になります。精神的なストレスが大きな原因になっているのです。
ストレスを少なくするというのは簡単な事ではないので、病状の緩和や治療には時間がかかるのです。
自律神経失調症はどんな症状があるの?
自律神経失調症特有の症状になるものがさしあたってないのが、診断を難しくしているひとつの原因です。
ちょっと挙げるだけでも、めまい、だるさ、不眠、頭痛、耳鳴り。
精神的な症状で言うと、不安感、落ち込み、憂鬱感、イライラ、意欲の停滞や喪失。
その他にも食欲不振や、発汗が異常に多い、肩こりや腰痛、怖い夢をよく見るなんてものまであります。
まずはもし自分が当事者になった場合は、どういう症状がどういった形で現れるのか注意深く自分の体を観察しなければなりません。
医師によっては単なる体の不調だと診断されないからです。
複数の症状を一定期間診てきたことにより、総合的な診断として、これは自律神経失調症であるとわかるものです。
自律神経失調症はどんな人がなるのか?その原因は?
残念ながら自律神経失調症になりやすいという人もいるそうです。
例えば過度の精神的ストレスに常に晒されている人は特に注意した方がいいでしょう。
他には、性格が影響して病状におちいってしまうのがあります。責任感が強い、頼まれたことを断るのが下手、依存心が強い、周りをいつも気にする、などです。
他にも子供の頃から夜更かしするなどの生活リズムの乱れた毎日を送っていたのが原因になることもありますし、生来的に自律神経が弱い人もいます。
こういった病状への経緯は鬱や統合失調症などの精神疾患にも同じことが言えます。
もし上記の性格や状況に自分が当てはまるのでしたら、ぜひとも普段の生活リズムを今一度見直してもらいたいものです。
自律神経失調症の治し方は首のストレッチ?
まずはライフスタイルを見直すことから治療が開始します。
もっと深く切り込んでいくならば、自分は性格的には細かいところがあるので、そのためにはよっぽど重要な事でもない限り、考えすぎないなど、日常のいろいろな状況のために対策しておくべきことはありそうです。
投薬治療は対処療法でしかありません。生まれつきの性格や、乱れた生活習慣が重なって病状が出るものだからです。
ですから精神に良くないことはやめるなどのセルフコントロール、カウンセリングなどを通じてあくまでもゆっくりと治すのが理想です。
一応、とても簡単な首のストレッチ法だけご紹介します。
これを行うだけでなんとなくリラックスできませんか?
首にはリンパが多く通っているので、リンパの流れが良くなって心地よく感じているんです。
リンパの流れが良くなると、免疫力が高まって自律神経のバランスが整いやすくなるんです。
まとめ
自律神経失調症は他の人からは、一見病気の状態であるのだと気付いてくれないものです。
それがますます患者本人の精神的負担になることはよくあることです。
ですから、本人以外にも家族のサポートなどがとても大切になってきます。
更には当事者でない人へも、もっと病状の大変さを知ってもらう必要があるので、もっと勉強していけたら良いですね。
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