ガソリンスタンドのガソリンってどこにあるの?質の違いってあるの?

ガソリンスタンドのガソリンはどこにあるかご存知ですか?

給油のときは、固定された計量機のノズルからガソリンが出てきますよね。中にはノズルが天井からぶら下がっているものもあります。

今回は「ガソリンスタンドのガソリンはどこにある?」、「ガソリンの質の違いは?」という疑問を解決していきましょう。

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ガソリンスタンドのガソリンはどこにある?

ガソリンスタンドのガソリンは地下に埋設したタンク(地下タンク貯蔵所)に貯蔵されています。

精製した原油はガソリンや灯油などの石油製品に変わり、製油所からタンクローリーで各給油所まで運ばれます。その後、ガソリンスタンド内の注油口から地下タンク貯蔵所に注入されるのです。

タンクローリーには最大3万リットルまでガソリンを積むことができます。ガソリンを補給する頻度は給油所ごとに補給する頻度は違い、私の近所のガソリンスタンドで伺うと、そこでは「月に2回程度は補給する」ということでした。

俵のような形をした大きなタンクは地盤面から60cm以下に設置され、その周りは厚さ30cm以上のコンクリートの壁で囲まれています。

地下タンク貯蔵所の構造や設置にはガソリンの漏えいや引火の被害を防ぐため、消防法で定められたいくつかの基準があります。ここではその一部を紹介しましょう。

タンクの構造基準

・危険物の量を自動表示する装置の設置

・タンクは厚さ3.2mm以上の鋼板を使用

・錆(さび)止めの塗装

タンクの設置基準

・危険物の漏れを検知するための検査管をタンク周りに4つ以上設置

・小型消化器などの第5種消火設備を2つ設置

・地盤面から4m以上の通気管を設置

また、地下タンク貯蔵所を持つ給油所は年に1回以上危険物取扱者(または危険物施設保安員)立会いのもと定期点検を実施することが義務づけられています。タンクの漏れに関しても設置から15年以内なら3年に1回15年以上なら年に1回の点検が必要になります。

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ガソリンに質の違いはあるの?

何かモノを購入するときに、その商品の質や価格は気になりますよね。

では、ガソリンスタンドやガソリン販売事業者ごとで、石油製品の質に違いはあるのでしょうか?

日本で販売されているガソリン(レギュラーガソリン)の品質は、日本工業規格(以下、JIS)で規格化されています。また、それは「品確法」という法律の中でも決められているのです。

品確法は「揮発油(ガソリン)等の品質の確保等に関する法律」の略称で、適正な品質の石油製品の安定的な供給や、消費者の利益保護を目的に制定されました。ガソリン販売業者の登録義務や、ガソリン品質の分析義務などについて記されています。

ここでは、品確法で定められている石油販売業者に対する揮発油の分析義務や、「強制規格」、「SQマーク」の両制度について説明しましょう。

  • 揮発油(ガソリン)の分析義務

全国の給油所で原則10日に1回、ガソリンの品質分析を義務づけています。

  • 強制規格

ガソリンをはじめ灯油、軽油、重油などの石油製品の適正な品質を維持するための基準を「強制規格」と言います。各項目の品質分析の結果は必ず適合しないといけません。

レギュラーガソリンには鉛や硫黄分、色など10項目の分析対象があります。ちなみに、規格値はJIS規格と同様なのです。

この規格に適合していない石油製品の販売は禁止されています。

  • SQマーク

ガソリン、灯油、軽油、それぞれの規格が強制規格に適合している場合のみに、表示できるマークです。販売する石油製品の品質を保証する目安になります。

 

セルフサービスのガソリンスタンドが年々増加する中で、自分で給油をする機会が増えました。いつものガソリンスタンドでこのマークを確認してみてはいかがでしょうか。

さいごに

ガソリンのような危険物には引火や漏れをきっかけに、大きな事故へとつながる可能性があります。

万が一にもそのような事故を起こさないために、設備や品質など多くの基準をクリアしたガソリンが、みなさんの車に給油されているのですね。

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