ヨーグルトは、すでに私たちの身近にある存在ですが本格的な普及が始まったのは昭和の後半だったことを知ってましたか。
外国では食べ方が少し違ったりヨーグルトは日本人の体質には合わないなどともいわれたりもしますが、ヨーグルトを美味しいと思う人が多いからこそ日本でもこれだけ普及したのではないでしょうか。ヨーグルトは栄養価も高いことでも知られているのでそれも人気のひとつなんでしょうね。
ヨーグルトの表面にたまっている水分がありますが、食べる時に気になったことがありませんか。あれをホエイといいますが栄養も高く健康にもとてもよい効果があることでも知られています。ヨーグルトの中のホエイの割合はどのくらいなのでしょうか。
ヨーグルトは栄養の宝石箱や!
ヨーグルトは今やなくてはならない健康食品と言っても言い過ぎではないでしょう。手軽に摂ることができるので毎日朝に食べている人がいることも今ではごく普通のことです。
ヨーグルトは牛乳に乳酸菌などを加えることで乳酸発酵させてできた食品のことをいいます。ヨーグルトに含まれいてる栄養にはタンパク質がありますが、乳酸菌によって分解されて牛乳よりも吸収しやすくなっています。ほかにカルシウム、ビタミンやミネラルなどが含まれていて、生きている乳酸菌は腸内に入るとビフィズス菌や善玉菌を増やすはたらきをします。
ちなみに外国ではではヨーグルトをデザートや飲み物としてはもちろん、主食のソースとして使われたり煮込み料理や和え物に使う国もあります。
乳酸菌やビフィズス菌ってどんな菌?
ヨーグルトのテレビCMを観ていると乳酸菌やビフィズス菌という言葉がよく出てきますよね。そもそも乳酸菌って何のことかを知っていますか。
乳酸菌は細菌のひとつですが、もちろん悪い菌ではなく良い菌なんです。食べ物を食べると腸は栄養を吸収するためのはたらきをしますが、腸内には色々な菌があってその中には悪玉菌があります。乳酸菌にはそんな悪玉菌を減らしたり腸内にあるビフィズス菌などの善玉菌を増やすはたらきがあることがわかっています。
ビフィズス菌は乳酸や酢酸という有機酸をつくりだしますが、酢酸は特に強力な殺菌力があり悪玉菌を減らしてくれます。乳酸菌とビフィズス菌どちらも似たようなはたらきをしますが酢酸をつくりだすかどうかが大きな違いといえます。
ヨーグルトの力で腸内がスッキリ!?
ヨーグルトの効果はなんといっても腸内がきれいになるといわれていることです。整腸作用は科学的にも認められています。便秘改善や美肌の効果、イライラ防止、免疫力の向上もあり新陳代謝のアップも期待できます。
食後に食べるとより効果があることがわかっていますし、食欲がないときでもヨーグルトは食べやすいのが嬉しいですよね。市販のヨーグルトでもそうですが蓋を開けると上に水分がたまっています。豆腐を買うとパックの中は水がいっぱいになっていますが、あれは豆腐が崩れないように水が入っているだけで栄養は何もありません。
ヨーグルトのあの水分はホエイといってとても高い栄養が含まれていることがわかっています。
あの水分は栄養たっぷりって本当?ホエイの割合は?
ヨーグルトの上にたまっている水分をホエイといいますが乳清ともいわれていてとても栄養価が高いので捨てたりせずにきちんといただきましょう。
ホエイは牛乳から乳タンパク質の主成分、カゼインが取り除かれたもので水溶性タンパク質や乳糖、水溶性ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。低脂肪、低カロリーでタンパク質を摂りやすいこともわかっています。健康維持に高い効果がありストレスや不眠の改善も期待できます。
ホエイはほかにもさまざまな利用方法があります。酸味があるのドレッシングとして使ったり入浴剤や化粧水としても効果が期待できます。ホエイの割合ですが200gのヨーグルトから約100mlが摂れるということです。ヨーグルトの種類によっても多少の差があるようですが。
さいごに
ヨーグルトは、牛乳よりもお腹に優しくさらに栄養もしっかりとれる嬉しい健康食品です。ホエイのことをなんだか知らずに捨ててしまったことがあるのでもったいないことをしました。もし、あの水分が嫌だったらかき混ぜてしまえばいいし、ドレッシングや入浴剤といった使い方も新鮮で面白いですよね。
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