クセになっている人も多い手や肩の骨をぽきぽき鳴らしてしまうこの行為。
そもそも、骨が鳴るのはなぜ?不思議に思ったことはないですか?
こんなに骨を鳴らしてしまっては、病気になるなどの危険性はないのだろうかと心配になりますよね。
ではなぜ骨が鳴るのか、その原因と仕組みを解説します。
骨が鳴るのはなぜ?
結論から申し上げますと、人間の関節の袋が弾けた音なのです。
表現はちょっと怖いのですが、鳴らしても問題はありません。
袋をつぶしている感覚なので、曲げると鳴ってしまいます。
ストレッチや伸びをしただけでも鳴ってしまうので、骨が鳴るのは自然現象に近い理由です。
なので、骨を鳴らすことに直接危険性はありません。
しかし、運動不足で関節が硬くなったことが理由だったり、急激に太ってしまったことで関節に負担がかかり鳴っていることもあります。
もっと酷い場合だと、病気の危険性もあるのです。
そのため、鳴ること自体よりも、何で鳴るようになったのかを考えることが重要です。
また、主にデスクワークで肩が凝る人は多いと思いますが、肩を鳴らすことで凝りが解消されるような気がしていませんか?。
骨を鳴らすこと自体に凝りをほぐす効果はありません。
無理に鳴らすのは、無理な体制をとっていることが多いので、むしろ靭帯を痛めてしまう恐れがあります。
肩が軽くなったように感じるのは、骨が鳴ったからではなく、体を動かしたから肩が軽くなっているだけということですね。
骨が鳴る原因と仕組み
では、なぜ骨は鳴るのか…。
その主な原因は、関節の緩みからだと言われています。
緩みがなければ、自由に動かせません。
そこで、骨が鳴る仕組みです。
自由に動ける関節同士がぶつかり合いをしないように、関節は軟骨で守られています。
この関節を包む役目の袋が粘膜のある関節包というものなのです。
上記でも少し触れたように、関節の弾けた音というのは液体が移動する気泡の破裂音。
肩凝りのために、肩を鳴らすのは凝りをほぐすことはなく、靭帯が緩んで傷がついてしまい関節の軟骨がすり減っていってしまうのです。
肩が凝ったときは、ゆっくりストレッチをして肩を回すようにしましょう。
勢いよく首の骨を鳴らすのは後々病気などの危険性を伴ってしまうことにもなると言われています。
骨を鳴らすと病気などの危険性はないの?
自然現象で鳴ってしまうのは仕方がないです。
しかし、わざと鳴らすのは絶対にやめておきましょう。
勢いよく鳴らしたり、長時間ずっと同じ場所を過度に鳴らし過ぎると関節に良いことはありません。
骨を鳴らして、体が軽くなるのは、体を動かしたストレッチ効果が出ているだけです。
また、骨が鳴るだけではなく、痛みも伴うようでしたら病気の危険性があります。
骨が鳴っていて、痛みが伴う場合はすぐに整形外科へ行ってください。
肩凝りの酷い方も、一度プロの先生に見てもらうことで、後々の病気を防ぐことができます。
女性の場合は、更年期障害で女性ホルモンの減少から婦人系の病気にかかっている可能性もありますので注意してくださいね。
まとめ
骨が鳴るのは、ストレッチや伸びをしただけでも鳴ってしまうので、骨が鳴るのは自然現象に近いことで、仕方ないことです。
しかし、運動不足で関節が硬くなったことが理由だったり、急激に太ってしまったことで関節に負担がかかり鳴ることもありますので、定期的にストレッチをしたり、ダイエットをして、自分で調整できるところは意識していきましょう。
骨が鳴る原因と仕組みは、自由に動ける関節同士がぶつかり合いをしないように、関節を包む役目の袋の液体が移動する気泡の破裂音が粘膜のある関節包の弾けた音になるのです。
自然現象で鳴ってしまうのは仕方がないのですが、わざと鳴らすのはやめておきましょう。
肩が凝ると鳴らしたくなりますが、肩凝り解消の効果はありません。
勢いよく鳴らしたり、長時間ずっと同じ場所を鳴らし過ぎると関節に良いことはないのです。
そして、骨が鳴るだけではなく、痛みも伴うようでしたら病気の危険性があります。
骨が鳴っていて、痛みが伴う場合はすぐに整形外科へ行くようにしてくださいね。
女性の場合は、更年期障害で女性ホルモンの減少から婦人系の病気にかかっている可能性もあります。
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