カリスマとは?意味や由来、語源をわかりやすく解説!

カリスマという言葉は、すでに誰もが知っていて普段の生活のなかでも普通に使うことも珍しくはありません。しかし、その意味や由来、さらに語源について知っている人はどれくらいいるのでしょうか。

この言葉が古くからある言葉で、現在では少し違った使い方をされていることも指摘されています。カリスマとは元々どんな時に使われた言葉でどんな意味をもっていたのか、わかりやすく解説していきましょう。

カリスマの意味を知ることが出来たら周りに少し自慢ができるかもしれませんね。

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カリスマとはどんな意味なのか、語源をわかりやすく解説

カリスマとは、ギリシア語が語源で超人間的な力、預言者や呪術師、英雄、非日常的な資質のことをいいます。新約聖書で神様の贈り物とか神の賜物を意味する宗教用語でもあります。1906年に始まったとされるカリスマ運動は、教派を超えたキリスト教の運動のことをいいますが、キリスト教では聖杯という意味もあります。

カリスマの元々の意味は、現在一般的に使われているような引きつけられるような魅力的な人という意味ではありませんでした。意味がずれてしまった原因はテレビ番組での使い方の影響だといわれています。

カリスマの由来って?

カリスマ店員やカリスマ美容師、最近ではさらに主婦にまでカリスマがつくようになりました。本来の意味である特別な何かや資質を持っているという意味よりも今は人気がある憧れの対象として使われるようになっています。

日本でカリスマという言葉が一般的なるのは、海外の影響によってです。それはドイツの政治学者であり社会学者、経済学者であるマックス・ヴェーバーの研究によってでした。予言者や英雄など、その人が持っている性質や素質をカリスマとして、そういった人間が行う統治をカリスマ的支配として研究をしていました。その後、カリスマは社会学用語として広まり多くの人たちが用いるようになったのです。

そして、カリスマの意味がしだいに拡大解釈をされるようになり予言者や宗教の指導者、常識を超えた政治家などの説明のために使われるようになっていくことになります。

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カリスマとは怖いもの?

マックス・ヴェーバーが提起した3つの正統的支配のうちの一つがカリスマ的支配でした。ヴェーバーはその中でも最たる純粋なカリスマ指導者を3つあげています。ひとつは予言者、次に軍事によって生まれた英雄、そして偉大なデマゴーグです。デマゴーグとは古代ギリシアの政治に影響を与える者のことで、デマの由来でもあります。

カリスマ的支配は、その素質を持つその人を多くの人達が熱狂的に受け入れ陶酔することによって成り立ち完成をすると考えられています。デマゴーグに似ているものにポピュリストがありますがこれもデマゴーグと同じようにデマゴギーが持ち出されるといわれています。

しかし、デマゴーグは、自分の功名心を成し遂げるためにその手法としてデマを利用しますが片やポピュリストは大衆が欲しがるものや望むものを代わりに訴えているだけにすぎません。ポピュリストは大衆の不満や不安を利用して扇動をしますが独裁のような権力を握るまでには至らないと考えられています。

英語のカリスマとは違う?

日本語のカリスマは憧れやすごい人のようにどちらかというとポジティブな意味で使われますが英語も同じように使われるのでしょうか。

実は英語でもカリスマを使いますが日本と同じ意味だけに使われません。本来の意味である超越した力や資質を持っているものなどに対して使われます。ムッソリーニやヒトラーなどの独裁者などにもカリスマがあると使うので日本では誤解を生むかもしれませんね。

まとめ

日本でカリスマという言葉は、90年代あたりからテレビの影響で広まったといわれています。その年の流行語大賞のひとつとしても選ばれました。

カリスマ美容師やカリスマ清掃員、カリスマ主婦など、やたらにカリスマが使用されていくことになります。神対応など神すら気軽に使われている時代なので言葉が軽くなってしまのは仕方がないことなのかもしれません。それがけっして悪いことではありませんが、カリスマにはもっと深い意味や歴史があることを知っておくことも大切なことではないでしょうか。

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