低カロリーなこんにゃくは、何かと使えるのでよく食事に使用する機会がありますよね。
特に寒くなるとお鍋やおでんにも使うことがよくありますが、こんにゃくに味をどうやって染み込ませたら良いのか考えてしまいます。
味を染み込ませるのには煮込むしかないと思っていましたが、そうではありません。
煮込まない方法でこんにゃくに味を染み込ませる方法があるのです!
おでんや煮物にも使える裏技もご紹介します。
こんにゃくは何で味が染み込みにくいの?
こんにゃくに味を染み込ませるうえで、最も重要で忘れてはいけないことは、『こんにゃくには、水分がたくさん含まれている』ということです。
この水分が、こんにゃくに味が染み込みにくい原因なんて考えたことはありましたか?
実は、こんにゃくの水分を飛ばすことで味を染み込みやすくさせることができるのです。
次の章で、そんなこんにゃくの水分を飛ばして味を染み込ませる裏技を紹介します。
なのでここでは、水分があるだけで、味は染み込みにくいということを頭に入れておきましょう。
こんにゃくに味を染み込ませる方法
味を染み込ませる方法といえば、「煮込むこと」が大事だと思われがちですが、実はそれだけだと思うのは危険なのです。
なぜ、こんにゃくは冷ますと味が染み込むのかというと、
食材は加熱をすることで、水分が飛び軽くなり、逆に冷やすと重くなります。
その理由は、加熱時に食材の水分が飛び、冷ますことで水分が戻ろうとする原理が働くためです。
この原理を上手く使うことが味を染み込ませるためのコツなんです。
温めながらだと、水分を放出しながらになるので味が染み込みにくいですが、
逆にタレやダシにつけながら冷ますと、冷えながら水分を吸収していくので、冷めながら味を染み込ませることができるんです。
熱々のおでんを食べたいと思うので、冷まさないことが多いとは思うのですが、1度冷ますことを忘れないようにしましょう。
ゆっくりと時間をかけて冷ますことで、味がしっかりと染み込むのです。
特にこんにゃくのような水分の多いものは、なかなか味が染み込みにくいので、加熱中は味が染み込みにくくなっています。
ですが、いったん火を止めて、冷ますことで、味が具材に染み込んでいくのです。
なので、火にかける時間は短くても構いません。
実はこのやり方、おでん屋さんでも普通に行われています。
いったん温めてから、冷ますことがお店のような味のおでんを食べることができるコツなんです。
おでんや煮物に使える裏技!
おでんや煮物に絶対に使うこんにゃくの裏技をご紹介します。
テレビで紹介された方法でネットで瞬く間に有名になった方法です。
準備するものは、
- 砂糖か塩
- 袋
- しょうゆ
これだけです。
そして、作り方は、
- こんにゃくを好きな大きさに切ります。
- 切ったこんにゃくを袋に入れて、砂糖(又は塩)を5g程度入れましょう。
- そしてその袋を2~3分揉んでください。
- 水分は臭いが気になる人は捨ててしまって構いません。
- しょうゆに漬け込み3~6時間冷蔵庫へ入れます。
これだけです。
とっても簡単に味を染み込ませることができます。
長時間煮込むより、冷たいままのほうがこんにゃくに味を染み込ませるのには良いのです。
砂糖でも塩でも味付けによって変えることをおすすめします。
温かいこんにゃくを食べたい人は、軽く温める程度で美味しく食べれますよ。
その他にも、手綱こんにゃくにするのがちょっと面倒くさいなと思う場合は、小さく切ったり、切り込みを入れてみるだけでも味を染み込ませることができます。
まとめ
こんにゃくに対して知識がないとどうしても、味を染み込ませるのには煮込むことだと思いがちです。
おでんや煮物を冷ますなんて考えはなりにくいですが、重要なことは一度冷ますこと。
特にこんにゃくのような縛り物は、煮込み過ぎるとぱさぱさしてしまうことが多いので、ちょうどいいかもしれませんね。
おでんや煮物以外でも、味が染み込まないなと思ったら、温めた後に冷ましてみてください!
コメントを残す