紅葉狩りとは?意味や語源を解説!なぜ狩りなの?

一日の気温差が激しくなると落葉樹は赤やオレンジといった色に染まり、非常に美しいく変化するため、毎年たくさんの人が紅葉狩りに観光地などへ出かけています。しかし、紅葉は眺めるだけで枝を折ったり葉を取ったりすることはほとんどされていませんが、なぜ狩りなのでしょうか?

普段は意識していなくでも、良く考えてみると、そもそも紅葉狩りとはいつから何のために始まったのか、そして語源は何なのか、と意外と謎が多いです。

そこで、紅葉狩りに関する意味や謎を解明するため、様々な情報をまとめてみましたのでご紹介したいと思います。

【スポンサードリンク】

そもそも紅葉狩りとは何をする?

紅葉狩りとは、色づいた落葉樹の葉を眺めたりして楽しんだり、また観賞しながら山を登ったり、観光地を巡ったりなど、ただ木々を観賞すると同時に観光することを指しています。

例えば、旅行地で紅葉を眺めたり、美味しいものを食べたりする、このような紅葉狩りを含めた旅行プランなどの総称として「紅葉狩り」という言葉が使われることが多いです。

木を眺めて楽しむ行事は、桜の花を観賞するお花見もありますが、こちらは桜を見て観光する楽しみかた以外に、桜の木の下でお弁当などを食べて楽しむことも一般的に行われています。

一方、紅葉狩りは観光と合わせた楽しみ方をされることが多く、紅葉した木の下で物を食べることはあまり行われません。

その理由としては寒いということも原因になっているのでしょう。お花見の時期は、まだまだ寒いと言えど春に向かっているため日差しが心地よくなってきていますが、紅葉の季節は北風も吹いてくることもあり、野外で食事をするのには向いていないからなのかもしれませんね。

紅葉狩りと言われている語源

紅葉狩りという言葉は古くから使われており、その語源として紅葉狩という能の演目があり、このお話は紅葉を刈るお話ではなく、紅葉という鬼女を狩るというストーリーです。

簡単に話の内容をご説明すると

山に紅葉という鬼女が住んでいて、その鬼女は里に下りてきて村の人を襲っていたそうです。その被害を食い止めるべく帝が平維茂(たいらのこれもち)という将軍に討伐を命じました。維茂が山へ入ると紅葉達が宴を催しており、それに参加して酒を飲み眠ってしまいます。そこへ鬼女がやってきたとき、維茂は夢の中で神様が現れて神剣を授けてくれます。今にも餌食にされそうなその瞬間、維茂は目を覚まし手には神剣が握られており、それで鬼女を退治した。

というお話です。

ちなみにこの「紅葉狩」という能は観世信光(かんぜ のぶみつ)という室町時代の能楽師の作品です。ということは、この作品が作られた室町時代には紅葉狩(り)という言葉自体があったということですね。

【スポンサードリンク】

なぜ狩りというのか?その意味

では、紅葉狩りは「紅葉狩」という言葉から連想されて付けられた言葉なのでしょうか?それは定かではありませんが、実は紅葉を眺める風習は、室町時代よりも昔の平安時代から行われていました。

平安時代の人は、紅葉を眺めてその美しさを楽しんだり、実際に折って枝を観賞したり持ち帰ったりしていたそうです。

平安の貴族たちは、紅葉した木々の近くで宴を催し紅葉を題材にして歌を詠んでいたそうです。また紅葉の美しさを詠む「紅葉合」が流行したため、歌を詠む以外でも、紅葉を眺めるためだけに訪れる人も増え、江戸時代になると庶民も紅葉を眺めて楽しむようになったといわれています。

このことから、もともとは実際に枝を「狩って」いたので紅葉狩りでしたが、その後、観賞するだけでも同じ言葉が使われるようになり、現在に至っているとされています。

紅葉を眺めると癒し効果も!?

紅葉狩りに行く場所というのは、たいてい山の上が多いです。山では森林浴のリラックス効果が得られるとされていますが、紅葉の赤色も同じように脳に良い刺激が送られ心が穏やかになり落ち着くようです。

その他にも、美しい景色を見て感動した際に起こる身体への作用として、脳の前頭葉が活性化してやる気を起こしたり、意志が強くなるなどの効果があります。

やる気がない人は、紅葉狩りに行くことすら面倒だと感じてしまうかもしれませんが、何も行動を起こさなければ改善はありませんので、現状を変えたいと思うのならば思い切って、紅葉狩りに出かけましょう。

まとめ

紅葉を観賞して楽しむことは平安時代には行われていましたが、もしかしたら、もっと昔から行われていたかもしれませんね。平安時代の貴族は詠んだ歌を植物の枝に付けて送っていたため、紅葉の枝もきっと使われたのでしょう。

現在では、さすがに枝を折るのは非常識ですが、落ちた葉を何枚か拾ってお土産にするのも素敵ですね。紅葉が終われば冬はすぐそこです、限られた紅葉の季節を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

【スポンサードリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

9 + five =