波はなぜ起こる?どこからくる?波の高さの意味も大公開

波はなぜ起こるのか。

この、シンプルな質問に答えることができるでしょうか?

普段からそんなことを意識して考えている方はほぼいないと思います。

実は、海上に現れる波には、穏やかなものから津波のように大規模な災害に発展するものまでさまざまな種類があります。

今回は「」が「なぜ起こるのか」「どこからくるのか」「天気予報などで伝えられる波の高さにはどういう意味があるのか」などの疑問を解決していきましょう。

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波はなぜ起こる?

波は気象や物理的要因など、さまざまな条件を満たすことで発生します。

ここでは3種の波を例に、起こる原因を紹介しますね。

風浪(ふうろう)
海や川で目にする波のほとんどは「」の影響を受けて起こります。海上で風が吹いたときに海水との摩擦で立った波を「風浪(ふうろう)」と呼びます。

波の形は不規則で、てっぺんが尖ったように見えるのが特徴です。風浪は風が吹く方向へどんどん発達していき、受ける風の強弱で波の種類が変わるのです。

強風を受けることで発達して白く泡立って見える「白波(しらなみ)」、ほかの海域まで進み風の影響を受けなくなって衰えた波をさす「うねり」など、風浪は風の状況に応じて名称も変化します。

うねりは、波が規則的で丸みを帯びた形が特徴です。風浪と比べて波長や周期が長いため、海岸付近では波が高くなりやすい性質を持ちます。

 

津波
津波は地震や火山活動、山体崩壊などの「自然災害」が起因し、海底から広範囲に伝わる大規模な波です。

2011年の東日本大震災が原因で発生した津波は、東北や関東地方を中心に甚大な被害を与えましたよね。

海外でも津波という言葉はそのまま「tsunami」という共通語として広く認知されているってご存知でしたか?

引き波
引き波は船が水上で航行するときに起こる波です。

船舶が進むことで水を押しのけたときに船の後方から現れます。風浪や津波と違って、人為的に起きる波のひとつとしてとらえてください。

波はどこからくる?

風浪に限って言えば、「どこからくる」という明確な発生場所はなく、「風があるところ」から起こることになります。

風の力は私たちが思っているよりも非常に大きく、海岸で起きる波の多くは風が引き起こしているといってもいいでしょう。

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天気予報で見る「波の高さ」の意味は?

天気予報では「波の高さ」が報じられますが、天気や気温、降水確率と比べるとあまり注目されていません。

気象庁が発表する波の高さの予想は、その海域の「有義波高(ゆうぎはこう)」のことを示しています。

有義波高とは、「波の高さの平均値」です。実際の波の高さや周期は均一ではありません。予報で「波の高さ0.5m」とあっても、ずっとその高さの波が続くことはないのです。

この平均値は、各海域の地点で一定時間(約20分程度)波の高さを観測して、その中から高かった波の3分の1を平均したものです。

例えば、90回、波の高さを確認した場合、観測した波の高さに順位をつけ、上からトップ30(90回の3分の1)の平均がその海域の有義波高になります。

船や水上スポーツなど、沖に出る場合は特に波の高さに注意しなければいけません。天気予報の情報はあくまでも平均値なので、波の高さには若干の変動があるのです。

観測した中で一番高い波を「最大波高(さいだいはこう)」と言います。最大波高は、統計学的に100回の観測で有義波高の1.5倍、1000回の観測で2倍近くの高さまで達するのです。海底や条件次第では浅瀬や海岸付近でも予報の何倍もの高さの波がくる可能性がある――なんともおそろしいものです。

さいごに

旅行でフェリーを利用するときや、海岸周辺でレジャーを楽しむときなど、波の状況を知ることは、より安全に海や波とつきあっていく上で重要です。

だからこそ、天気や気温に加えて波に関する情報もこれから気にしてみてはいかがでしょうか?

 

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