領収書の上様の意味は?使っちゃダメな理由は?

仕事の経費で使ったお金は、後で清算するために必ず「領収書」をもらうと思います。

でも、「お宛名は?」と聞かれた際に、社名を言うのを面倒がって、つい「上様でいいです」と答えてしまうことはありませんか?

実は「上様」ではダメな場合がありますので、その習慣、辞めた方がいいのです。

今回は、領収書で使うこの「上様」の意味や読み方、ダメな理由などをご紹介いたします。

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上様の読み方と意味

上様は「うえさま」と読み、相手を尊敬して呼ぶ言葉です。

領収書や勘定書などでは、宛名の代わりに書く敬称です。

領収書を書く人(店員さん)から見て、領収書を受け取る人(お客さま)が上ですよ、という意味で使われています。

こう書くようになった由来は、「上客様」が縮まって「上様」になった説や、江戸時代に将軍のことを呼んでいた「上様」という呼称が時代を下って使われるようになった説、などが諸説ありますが、よくわかっていません。

領収書の宛名が上様ではダメな理由

領収書で必要な記入箇所は5つ。

「日付」「宛名」「金額」「ただしがき」「領収者」です。

いつ、誰が誰に、どれくらいの金額をどういう理由で払ったのか、という説明書のようなものです。

会社側の視点で考えると、宛名に社名がないものは、誰のためにそのお金が支払われたか分からないため、認めることができません。

もし仮に会社が認めたとしても、税務調査で引っかかります。

個人用に買ったものの領収書かもしれない、と疑われてしまうのです。

なので、不特定多数の人に使われる上様と書かれるより、短縮形でもかまわないので社名が入っておいた方がずっといいです

会社の名刺を見せて書いてもらうのが一番いいでしょう。

 

また、宛名以外でも記入漏れがあると認められませんし、ただしがきが「お品代」だけでも認められない場合があります。

経費として認めてほしい領収書は、自分のお金ではなく、会社のお金を使っているのだという意識をもって、丁寧に書いてもらいましょう。

上様でも有効な場合もある

実は、少ない金額であれば宛名の記載がなくともOKという法律があります。

その支払いが何のためであるのかを帳簿に記載し、業務上必要だということが証明できれば「上様」でも認めることができます。

ですので、今まで「上様」でもらっていたもので認められなかった場合、業務上で必要だったという証拠を示せば、認めてもらえるかもしれません。

諦めずに戦ってみましょう!

しかしながら、そんな面倒な手間をかけるより、今後は宛名をしっかり書いてもらう方が労力が少なくてすむと思います。

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領収書は全て店員に書いてもらおう

「上様」が通用しないなら、「宛名は自分で書きます」と言って空欄でもらおう! と思っている方はいませんか?

実はこれもNGです。

領収書の前項で記した5か所は、必ず全て店員さんに書いてもらいましょう

これは、1枚の領収書に複数人の字が混合していた場合「改ざんしたのではないか」と疑われるからです。

また、複数の領収書の宛名が同じ筆跡で書かれていた場合も、やはり同様の疑いをもたれる可能性があります。

ただしがきも、「お品代」ばかりだと内容が見えてこないので、疑わしく思われてしまいます。

できるだけ具体的な但し書きを書いてもらうようお願いしましょう。

まとめ

領収書は、いつ、誰が、どのような理由でどれだけの金額を誰に支払ったのか、という説明書のようなものです。

不備があると認められません。

領収書の宛名は「上様」ではなく、会社名をきちんと書いてもらいましょう。

宛名だけでなく、全ての欄をきちんと店員さんに記入してもらいましょう。

あとで自分で書き足す、という行為は、疑われやすいのでやめましょう!

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