信号はなぜ青と呼ぶ?なぜ緑とは言わないの?理由を解説!

信号は街のどこにでもあるものですが信号の色をきちんと見たことがあるでしょうか?

信号機の色が左から青、黄色、赤となっているのは一般常識です。
しかし、青色の信号の色はどちらかといえば緑色ですよね。

昔から当たり前のようにそう呼ばれていましたが、なぜ青色ではないのに
なぜ緑色と言わなないでしょうか?その理由を解説していきましょう。

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サザエさんの漫画の中で信号をなぜ緑と言ったのか?

アニメサザエさんは誰もが知っている国民的アニメです。
もう40年以上放送されていますが、原作の漫画であるサザエさんは
昭和20年代から昭和40年代に連載されていた作品です。

その漫画の中にカツオの担任の先生が信号の色をミドリと呼びましょうと
言うエピソードがあります。
次の場面になると学芸会で芝居をしているカツオが馬の名前を「ミドリよ」呼びます。
慌てて先生は馬の名前はアオで良いんだよ、とカツオにいうというオチで終わります。

当時、信号機の青色のことをアオからミドリへ呼び名を改めようと
活動が行われていたようです。
しかし、それは結局実らず、青信号と言う表記は残ることになりました。

ちなみにカツオが演じていた演劇は「塩原多助一代記」だと思われます。
落語が原作で後に歌舞伎にもなった立志伝で愛馬との別れのシーンは
名場面として知られています。
その馬の名前が「青」でした。

かつては誰もが知っていた物語も今はほとんどの人が知りません。

信号が青、黄色、赤の理由!

なぜ信号は青、黄色、赤で表示されているのでしょうか?
これは国際照明委員会という組織のCIE規格によって信号の色は
世界標準となっています。

世界が近くなった時代、他の国へ旅行をしに行ってその国の信号が赤、
青が逆だとしたら混乱をしてしまいます。
どの国も一緒だというのは大切なことです。

ちなみにCIE規格には青と白がありますがそれは航空信号などに使用されています。
日本では緑色でも青信号と呼びますが、海外でも同じようなことがあり
黄色のことをオレンジ色や琥珀色と呼ぶ国があるそうです。

信号はなぜ青と呼ぶことになったのか?

日本では1930年(昭和5年)に初めて日比谷交差点に信号機が設置されましたが、
その時の法令では青ではなく緑信号と表記されていました。

しかし、信号機が設置された次の日の新聞の記事には緑信号のことを青信号と書かれていました。
それは緑を青を呼ぶことが当時はごく当然のことだったからのようです。

結局、そのまま緑信号とは呼ばずに青信号の方が世の中に広がっていくことになります。
日本には緑を青と呼ぶ習慣が昔からありました。

例えば青リンゴや青々と茂る草木、青田刈りなどがそうです。
青汁は今では健康飲料で有名ですがあれも色は緑なのに青という表記を使い、
それを誰も不思議に思わず当たり前のようにそう呼んでいます。

日本人は青という色を認識する範囲が広いからだと考えられていて
その名残りが信号の緑色を青と呼ぶようになったようです。
日本に来た外国人がジョークで日本人は緑と青が見分けがつないなど言われたりしています。

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なぜ緑と言わないのか?昔々からそうだった?

そもそもなぜ緑を青と言うようになったのでしょうか?
日本の最も古い色の呼び名は、黒、白、赤、青の4色だと考えられていますが、
これは中国大陸から入ってきた言葉で方角をも表しています。

ちなみに黒は北、青は東、赤は南、白は西になります。
青は緑の色もその範囲に含まれていて青空や海の色だけではなく
青はもっと広い範囲をで使われていたことがわかっています。

青竹や青梅などの植物の緑色を青と表現することもそうです。
ただ、「みどり」も古典語として存在していましたが
青よりもずっと使用範囲が狭かったようです。

さいごに

信号はなぜ青と呼ぶのかは、古くから青の色の範囲が緑を含んでいたからからですが、
草木のことを青葉と言ったり青野菜などもすべてがその名残りです。
それは20世紀になっても信号機の緑の色を青色と呼ぶことにまで続くことになります。

緑を青と呼ぶのは曖昧でわかりづらいこともあるので
青信号を緑信号に変えようとしましたが結局、青信号という呼び方は残ることにまりました。

1974年(昭和48年)以降に設置された信号機の青信号の緑は、
より青に近い緑色に変更されることになりました。

それは色弱の人たちにとっても見やすい変更にもなっています。

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