歯槽膿漏とは?症状と治療法を公開!痛みは少ない?

歯槽膿漏とは誰でも起こりうる病気で、痛みが少ないので気づいたら随分と進行していた、なんてことも十分考えられる病気です。病名はよく耳にするけど、意外にもどのように進行していく病気なのか知る人は少ないのではないでしょうか。

現在少し歯が動いているのが心配という人や、今は健康だけど今後そうならないために知っておきたいなど、歯槽膿漏への関心が高い方も増えています。

そこで、具体的な歯槽膿漏という病気についての症状や治療法について知り、今ある歯を失わないためにすべきことをご紹介したいと思います。

【スポンサードリンク】

歯医者さんへは痛みがなければ受診する人が少ない

歯医者さんへ行くときは、何か痛みがあったり詰め物が外れたりなど、何とかしてほしい症状があるから行くという方がほとんどです。中にはたくさん悪い所があるにも関わらず「この場所しか気にならないから、そこだけ治して欲しい」なんていう人もいます。

欧米では歯並びが悪いのは育ちが悪いというイメージから、たいていの子供は矯正治療を行い、虫歯にも気を使い、予防を徹底して行う傾向があります。歯が汚いのは髪の毛がボサボサだったりするような身だしなみが整っていないと、捉えられているのです。

その背景には、医療制度の違いもあり、なるべく治療費をかけないためにも予防しているということもあるようです。

日本ではそのような意識はなく、歯の治療はあまり重視されていません。歯は他の臓器と違い、本数が通常全部で28本(親知らずを入れれば32本)あるので、そのうちの数本くらい無くなってもいい、と考える人も少なくありません。

歯槽膿漏は痛みを伴わず進行していきますので、全く歯医者さんへ行かない人がこの病気になってしまうと、あっという間に進行してしまいます。そして、気が付いた時には歯がグラグラになってしまい、物が噛みづらいなどを感じるようになってしまうのです。

歯槽膿漏とはどのように症状が進行していく?

歯槽膿漏になる前の症状として、食べ物のカスなどによる歯肉が腫れた歯肉炎という症状があらわれます。具体的には、歯磨きをしたときに歯茎から血が出るようになることです。この時点で、歯周病に気づき対策をする人は少なく、痛みもないので放置されがちになっています。

やがて食べ物のカスなどが歯垢となり、その後さらに石状の硬い物質の歯石へと変化していきます。歯石は歯と歯茎の間にある歯周ポケットの中で、歯周病菌を増やす温床となり、歯茎の炎症を起こして、更には歯を支えている骨を溶かしてしまう歯槽膿漏になるのです。

たいていの人は骨が溶け出して歯が動くようになってから、事の重大さに気づき歯医者さんを訪れますが、その頃にはもう歯を支えている骨はほとんどなくなっています。歯茎に辛うじてくっ付いているという状況です。

最初は強く噛んだり、指で押すと少し動くぐらいにしか感じませんが、進行していくと噛むのが困難なほどにグラグラするようになり、こうなってしまうと、治療法は無く抜歯するしかありません

抜く歯が1本だったとしても、歯周病は口腔内でどんどん広がる病気なので、抜いた周りの歯もグラグラしていることが多いのが特徴です。1本歯が無くなってしまった場合は通常は、ブリッジという両隣の歯を使って橋渡しをするように金属を被せる方法がありますが、支えになる歯がグラグラな場合はその治療は行えません。

このように処置の方法が限られているため、末期の歯槽膿漏は全て抜けるのを待つような状態に陥ってしまうのです。

治療法は主に歯石の除去

やることは非常にシンプルで、歯石をとにかく除去します。歯石は目で確認することができる歯の周りだけでなく、歯茎の中の方まで付いてしまいます。それを歯科衛生士さんが、専用の器具で一本一本ていねいに除去していきます。歯石の付き具合にもよりますが、一回の治療ではとても除去しきれないので何回も通うこことなり、除去をしてもらいます。

全て取り終えると、目に見えて歯茎が引き締まり改善しているのを確認することができますが、それで安心してはいけません。歯がグラグラしていなくても、すでに溶けてしまった骨は元には戻りませんし、歯磨きを怠ればすぐに歯周病菌が蔓延してしまい、歯石の付着や歯肉の炎症といった症状に戻ってしまいます。

治療だけでなく自宅でのセルフケアも大切です。治療には歯石などの汚れの徹底的な排除が必要不可欠ですので、1日3回キチンと歯磨きを行いましょう。

お口の健康維持には定期的なクリーニングが大切

保険での歯石の除去はずっと続けることはできず、何回か除去したら一旦終了し、半年後くらいにまた同じ治療を行うことが可能です。たいていの歯医者さんでは定期検診を勧めているので、半年くらい経つとハガキが届くこともあります。それを目安に、口の中のチェックやクリーニングのために受診した方が良いでしょう。

その他にも、定期的に受診することで、虫歯が大きくなる前に治療を受けることも可能になるので処置も簡単に済ませることができ、治療費や通院回数も減らせる効果もあります。

歯があるときは、普通にものが食べられるので想像しづらいかもしれませんが、食べられない、食べづらいというのは非常につらく精神的にもダメージを与えます。健康な状態を維持するためにも定期検診を是非受けてくださいね。

まとめ

歯槽膿漏は年配の人がなる病気ではなく、誰もがなってしまう病気です。ものを食べるというのは生きるために栄養を摂取しているだけでなく、顎を動かして脳へ刺激を送ったり、美味しいものを食べて幸福感を感じるなど、様々な役割を担っています。

まずは毎日の歯磨きから見直してみて、歯肉炎の症状があるなら、その部分を良く磨くようにしましょう。それでも改善しないようなら歯を失わないためにも、早めに歯医者さんを受診しましょう。

【スポンサードリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

16 + 14 =