夜間せん妄とは?症状や対処法、原因を解説!認知症と違う?

高齢者の方たちの中で、夜間うろうろとあてもなく歩き出す、独り言を言い出す、その場にそぐわない行動を突然行ったりする。

もしそのような症状の人がいたら、もしかして認知症ではなく、夜間せん妄という症状かもしれません。

しかし、一見認知症の人と、どういった違いがあるのか、なかなか見分けがつかないのも事実です。

そこで、もしそのような人に出くわした場合、どのような対処法があるのか、また、そもそも夜間せん妄とはどういう原因でなるのかなど、いろいろとまとめてみました。

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夜間せん妄とは?認知症とどう違うのか?

認知症は加齢やアルツハイマー病などの影響により、脳細胞の死滅や機能低下が原因で生活に障害をきたす症状を認知症とされています。

しかし、夜間せん妄は、夜、暗くなって、状況判断や状況変化の対応がしづらくなったことにより起こる、軽いパニックの状態を夜間せん妄とされているようです。

ただ、認知症の人が夜間せん妄を併発することありますし、認知症だと診断されたが、後になって夜間せん妄と診断されるなど、この二つの境界線はかなり曖昧だと言っていいでしょう。

夜間せん妄の原因とは?

夜間せん妄は、もともと持病を持っている人の常用している薬が合わなくなったことによる体調の悪化や、突然大きな病気にかかってストレスを抱えた時に出やすくなると言われています。

認知症は脳機能の低下など、物理的な原因が主とされていますが、夜間せん妄は精神状況の悪化が原因となる場合が多いようです。

ですので、ご家族や周囲の人の理解度によって、症状が軽く済み、早く回復する可能性が十分にある症状なのです。

夜間せん妄の主な症状

夜間せん妄の症状に関しては認知症と重なっている部分がかなり多く、それ故に認知症と一緒にされやすい傾向があります。

例えば、特に目的もなくうろうろと歩き始めたり、大声を出したり、ご飯を食べたのにまだ食べてないと言い出したりするといったことです。

その他には、場や状況にそぐわない、とんちんかんな行動や言動が出たり、もっとひどい場合には、他人を罵ったり叩いたりすることもあるそうです。

ですので、症状が悪化すると個人では対応きしれず、入院というケースも少なからずあります。

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もし夜間せん妄の人をお世話することになった時の対処法とは?

もうすでに少子高齢社会に突入している日本では、夜間せん妄者が身近な人の間で出てきてもおかしくはありません。

でもその時、私たちはどのような対処をしていけばいいのでしょうか。

夜間せん妄というのは、夜、周囲が暗くなることによる不安の増大や、それに伴った軽いパニック症状ですので、まずは安心させるというのが、一番初めにするべきことだと言えます。

本人が大切にしてある物をそばに置いてあげる、本人の周りを十分に照明などで明るくしてあげる、体を軽くさすって優しい言葉をかけてあげる。

このような何気ない簡単な事でも、本人にとっては大きな精神的助けになることは間違いありません。

また、認知症とは違い、家族の事をすべて忘れているとか、社会常識が欠落しているというような重い症状ではありませんので、投薬治療が不要の場合も多いのです。

まとめ

これから日本はますます少子高齢化の割合が強まっていきます。

そんな中、また、認知症や夜間せん妄の人もますます身近な存在になってくるでしょう。

そうなると、もうこれは個人で解決できる問題ではなく、近い将来、社会全体で取り組むべき問題となっているかもしれません。

しかし、そんな将来に直面した時のために、今からこのような認知症や夜間せん妄の情報、知識を頭に入れておくというのも決して無駄な事ではないかもしれません。

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