日中は厄介な紫外線は日が沈んだ夜はほとんどなくなるようで安心ですが、夕方以降に出掛ける場合などは日焼け止めを塗るべきか、必要無いのか悩んでしまいますよね。
夜の紫外線量は何時くらいから減ってくるのか知っておくと対策しやすくなりますし、うっかり日焼けしてしまったなんてこともなくなるはずです。
そこで、夕方から夜間にかけて外出するときは何時まで日焼け止めが必要なのかまとめてみましたのでご紹介していきます。少しでも、浴びてしまう紫外線量を減らしたいという方は参考にしてみてください。
太陽が出ていない夜間の紫外線量
太陽光が降り注がない夜の紫外線量はほとんどありません。厳密に言うと若干あるようですが、対策をしなければいけないほどの量ではないので、特に問題は無いでしょう。
ちなみに、月の光は太陽光が反射したものなので、紫外線はいくらか含まれていますし、照明で使用されている蛍光灯にも、実は紫外線が含まれているのです。しかし、どちらも肌に影響が出るほどの紫外線量ではありません。
あまりに神経質に紫外線を気にしているのもストレスになってしまい、紫外線による肌への影響よりも精神へのダメージが大きくなり、自律神経のリズムが狂ってしまうこともあります。
昼間受けた肌のダメージの修復を行うのは睡眠中ですので、自律神経が正常には働いていない状態では、紫外線だけ浴びないようにしても美肌への道は遠くなってしまいます。
どうしても蛍光灯が気になるようでしたらLED電球に替えるなどして、ストレスを感じない工夫をしてみましょう。
日焼け止めは何時まで必要?
日が沈むまでは紫外線が放射されていると考えるべきですが、具体的には何時まで対策をすべきなのでしょうか?
紫外線が最も多いとされてる時間帯は10〜14時の間で、その量はなんと1日の約60%もあります。その後徐々に紫外線の量は落ち着いてきますが、17時までは注意すべきです。
夕方は日差しが弱くても日が沈んでいない以上、紫外線を浴びてしまいますのでお出掛けの際は日焼け止めを塗るなどの対策をしてから外出した方が良いでしょう。
紫外線による影響の軽視は禁物
日に焼けたくないからという理由で紫外線を気にしている方は多いですが、それ以外にも紫外線を浴びるとシミやシワの原因になったり、最悪の場合は皮膚ガンになる恐れもあります。
また、家の中にいても光が差し込む環境でしたら浴びてしまいますので防ぐことは基本的にできません。しかし、室内で浴びた紫外線量というのは微量ですので心配することはまずないでしょう。
屋外で紫外線を浴びてしまった場合は皮膚だけでなく遺伝子へ傷を付けてしまいガン化する場合もあり、これは浴び続けていなくても進行していくそうです。
紫外線を浴びてしまったから必ずガンになるわけではありませんが、長い時間浴びるのは体にとっては良くないので、気を付けてください。
夜は日焼けのケアを
日焼けをしてしまった場合はもちろん、少しでも紫外線を浴びた夜はケアをしてあげることが大切です。
日焼けをしてしまった場合
火傷と同じですのでまずは患部を冷やして火照りを沈めてあげてください。その際は、水などでゆっくり冷やしてあげて、擦るなどの刺激を与えないようにしましょう。
火照りが落ち着いたら保湿のためにワセリンや、なければ普段使用しているローションやクリームを塗っても大丈夫です。しかし、美白成分が入っているものは刺激が強く痛みを感じてしまうので避けてください。
もしも気付かずに肌に塗ってしまった場合は、すぐに水ですすぎ落としましょう。
紫外線を浴びた日の夜
潤いのない肌はいくら美白成分のある美容液などを使用しても浸透しづらく効果的ではありませんので、保湿を十分に行なってください
お風呂から上がったら、まずはゆっくり肌の保湿を行うようにしましょう。
日焼け止めはきちんとオフ
日中日焼け止めを使用してそのまま寝てしまうのは、実は紫外線を浴びているのと同じことになってしまいます。
というのも、睡眠中の肌は新しい細胞に生まれ代わる大切な時間です。その時に肌の上に日焼け止めなどが塗ってあると皮膚呼吸ができなくなり、新しい細胞へと生まれ変わることを邪魔してしまうのです。
しかも毛穴からは日焼け止めの成分や、その中に含まれている紫外線も肌へ吸収されてしまうため、せっかく紫外線対策を行っても無意味になってしまうのです。
このようなことを避けるためにも、日焼け止めは寝る前にはキチンと落として細胞の再生が活発な22〜2時の間には就寝するようにしましょう。
まとめ
夜の時間は昼間浴びた紫外線をリセットするためにも大切な時間ですので、しっかりと保湿を行い、なるべく0時前には就寝できるように心がけましょう。
また、紫外線は確かに厄介ではありますが、全く浴びないのも健康に害が出てしまうので、あまり気にしない方が良いのかもしれません。
これほど紫外線を気にするのは日本くらいで、欧米諸国では逆に少しソバカスがあった方が健康的で美しいとされています。美意識は人それぞれなので、美白は否定しませんが何事も行き過ぎてしまうと逆に良くありませんので気をつけてくださいね。
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