絶対音感とは?子供でもできるトレーニング法を大公開!

「絶対音感」という言葉を聞いたとき、みなさんはどんな印象をもつでしょうか。

絶対音感とは、聴いた音の音名(ドレミ…)が、他の音との比較なしに、相対的に(相対的な音程覚知能力を相対音感といいます)ではなく絶対的に覚知できてしまうのがこの絶対音感ですが、なんだか浮世離れした超能力であるとか、或いは、選ばれた音楽の天才だけがもつ特殊技能のような印象を抱いてしまう方も多いのではないでしょうか。

ところが、この「絶対音感」を身につける方法があるとしたらどうでしょう?

今回は、この「絶対音感」を身につけるためのトレーニング法や、絶対音感をもつことのメリットとデメリットなどをご紹介いたします。

小さな子供さんがいらっしゃるご家庭は必見ですよ♪

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絶対音感とは?相対音感との違いは?

本題に入る前に、まず絶対音感と対になる概念、「相対音感」についてみてみましょう。

相対音感とは、基準となるある音に対して、問題となる音の相対的な音程を認識する能力です。

この能力はほぼすべての人に備わっているのですが、その精度には個人差があります。

相対音感の精度が高ければ高いほど、連続する音の音程を高い精度で聴きとることができますから、この能力の高い人は、メロディラインの美しさを感じ取ったり、カラオケを上手に歌いこなしたりする能力に長けるといえるでしょう。

トレーニングに適した時期は子供の時?

従来、絶対音感は、遺伝などの先天的な要因によって授かる能力であると考えられていました。

しかし今日では、トレーニング次第では絶対音感を身につけることが可能だと考えられるようになってきています。

ではそのトレーニングはいつ行えばいいのでしょうか?

それは「幼児期」です。

それも、2〜3歳くらいから始めるのがいいとされ、6歳半くらいを過ぎると絶対音感の獲得はかなり難しくなってしまうといわれています。

そして8歳くらいになってしまうと、もうほとんど不可能になってしまいます。

成長に伴って、絶対音感を獲得できる能力が失われてしまうのです。

この、2〜3歳くらいから6歳半くらいまでの時期を指して、「臨界期」とよんでいます。

臨界期にも個人差があり、一説によれば、知能の発達の早い子供は、臨界期の終わりも早いといわれています。

絶対音感があることのメリットとデメリット

ここで気になるのが、絶対音感があることについてのメリットとデメリットです。

絶対音感があることのメリットは、おおまかには、

・音を聴いただけで演奏できる
・音を聴いただけで採譜できる
・楽譜を見ただけで正確に歌える

などが考えられます。

プロの奏者にこの能力があれば、非常に役に立つでしょう。

ただし、デメリットも挙げられています。

雑音や会話の声など全ての音が問答無用で音名として耳に入ってくるため、時と場合によってはものすごくわずらわしく感じてしまうのだそうです。

それに、例えば正しい音から微妙にピッチのずれた音(楽譜で表現できない音で、非楽音といいます。ギターでいうチョーキングなど、これを利用した奏法もあります)が聴こえたり、和音を構成しない複数の音(不協和音)もその通りに聴こえてしまいますので、気分を悪くしてしまうこともあるんだとか。

こうしたデメリットと引き換えにして獲得できる能力といえそうです。

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トレーニング法と注意点

絶対音感のトレーニングにはキーの狂いづらい、ピアノのような楽器が適しているといわれています。

バイオリンのような弦楽器はピッチがずれやすいため、トレーニングには向いていないのです。

具体的なトレーニング方法としては、最初は単音を聴かせ、音名を当てる遊びをします。単音に慣れてきたら、次は和音を聴かせ、それぞれの単音の音名を当てる遊びにステップアップします。

ほかにも、メロディを弾いて聴かせ、同じように弾くトレーニングや、大人が弾いた音を聞いて採譜するトレーニング、楽譜を見て正確に発声するトレーニングなども有効です。

ここで注意して欲しいのですが、当人は小さな子供ですので、過度なストレスにならないよう、遊びの延長のような感覚で取り組めるように工夫してあげてください。

現在では絶対音感トレーニングのためのスマートフォンアプリなども充実していますので、これらを利用するのもいいかもしれません。

ゲーム感覚で、お父さんお母さんと一緒に楽しみながらトレーニングすれば、上達も早いでしょう。

もう一点気をつけなければならないのが、使用する楽器についてです。

必ず、キーの正確なものを使用してください。

例えばピアノを使用する場合、ピアノはキーが狂いづらいと述べましたが、それでも演奏しているうちにだんだんと狂ってきますので、きちんと調律されたものを使ってください。

キーの狂った楽器でトレーニングを続けた場合、誤った音感を身につけてしまう可能性がありますので要注意です。

まとめ

ここまでをおさらいしますと、

・2〜3歳くらいからトレーニングを始める
・無理なく楽しみながらトレーニングする
・調律された楽器を使用する

こうしたポイントが重要だとわかりますね。

これらをふまえて実践することで、みなさんのお子さんも絶対音感を身につけることができるかもしれません。

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